2006年公開「プラダを着た悪魔」が20年の時を経てスクリーンに帰ってくるとのことで楽しみに待っていました。
ようやく観に行けたので、思いを綴ります。
そもそも『働く女性』が題材の映画やドラマがすごく好きで、小学6年のとき「anego」を見てOLを志すきっかけになりました。
(将来の夢を抱く一方、当時KAT-TUNだった赤西仁さん目的で見てたなんてよこしま過ぎて言えない)
「プラダを着た悪魔」は私のバイブルです。何回見たか分かりません。
有名な2本のベルトとセーターの台詞「その青は偶然じゃない」
“That blue represents millions of dollars and countless jobs.”
(その青は何百万ドルものビジネスと、数え切れないほどの仕事を表している)
この台詞、「あなたが当たり前だと思っているものにも、誰かの仕事と意思決定が積み重なっている」と解釈しています。
プロフェッショナルまじでかっこ良すぎる゛゛゛!!!!!!!
私はクリエイター的発想や感性が皆無なので0→1を生み出せる人、本当に尊敬するし好きです(直球)
そんな私がプラダを着た悪魔2を見た感想は『最高』の一択です。
新聞・雑誌社は縮小、パワハラ的な振る舞いが明確に問題視される時代。20年前から大きく変化した環境の中で雑誌存続の危機に直面した“悪魔”こと編集長ミランダと元アシスタント・アンディが別々の道を経て再会します。物語は雑誌「ランウェイ」の記事が炎上し、広告主に謝罪するシーンから始まります。
前作公開時、私は中学生で遠いどこかのお話でしたが、20年経った今は広告業界に身を置いていて何だか身近に感じます、趣!!
『最高』を頑張って言語化していきます。
①前作のオマージュが多い
まずOPからオマージュです。あのセルリアンブルーのベルトが売られていたり、ラストシーンではアンディがセルリアンブルーのベストを着ています。シャネルのサイハイブーツや同僚たちと集まり飲んでいる場所、ミランダ宅の階段での画角。様々なシーンで前作を彷彿させます。
②キャラクターの本音と伏線回収
エミリーがアンディに「友達になってもいい」というシーン、本当アンディと同じ表情(仏みたいな笑顔)で見てました。また、ミランダに裏切られても献身的にサポートしてきたナイジェル(当方の推し)。ミランダから「あの時はすまなかった。あなたの力が必要」と言われ、『ミランダの代わりを任せられる人』だとバトンを渡される胸アツ展開が待っていました。
③プロとしての覚悟と対等なパートナー
20年という時の中でそれぞれのキャラクターが経験を積んできました。逆風が吹く時代を、美・文化・ジャーナリズムのプライドを守るため、プロたちが共闘します。ラストに「私の本を書きなさい」と執筆の許可を出すミランダ。ここは上手く言語化できずですが、所作や雰囲気から信頼・絆を感じます。それは家族のような温かさをもつものです。作中では前作よりもミランダの胸中が語られるシーンが多く、『対等』も感じます。
まだまだレビューを綴りたいですが、こんなに業務時間を費やしていいのか不安になってきました。
世の中には不思議な縁があり、前職でともに働いていた方々と“再会”できることも増えてきました。まさに同じ展開です。
決してキラキラでもファッショナブルでもない私の日常にもドラマと価値があること。
もしかしたら不思議だと感じる縁は誰かの贈り物で、私は誰かの”秘蔵っ子”なのかも知れないです。