広告関連3団体(JAA、JAAA、JIAA)によって設立されたJICDAQは、デジタル広告の掲載品質に関し、
業務を適切に遂行している広告関連事業者を認証し、公開する活動を行っています。
【デジタル広告の課題と対策】
デジタル広告を取り巻く環境は今、大きな課題に直面しています。
多くのデジタル広告は、不正な広告取引(アドフラウド)による実質的な広告費の損失や、
不適切なページへの広告掲載によるブランド毀損のリスクに晒されています。
アドバタイザー企業にとっては、効果的かつ健全な仕方で
生活者に商品価値・企業価値を伝えるために、こうしたリスクへの対策は欠かせません。
それも、広告会社任せにするのではなく、アドバタイザー自身が主体的に問題意識を持ち、
アドベリフィケーション対策を進める必要があります。
総務省が2025年4月に公表したガイダンス(案)においても、
デジタル広告のリスク対応はもはや担当者レベルの問題ではなく、
経営層を含めた全社的なガバナンスの課題として捉え、対策を講じることが求められています。
【JICDAQの活動】
このような状況のもと、JICDAQはデジタル広告関連事業者の業務プロセスを評価し、
適切な広告取引を行っている企業を「品質認証事業者」として公開をしており、
2025年5月時点で176社となっています。
※JICDAQウェブサイトはこちら
一方で、デジタル広告の出稿を行う広告主には、JICDAQの理念や活動への賛同者として
ご登録をいただく「登録アドバタイザー」制度を設けています。
当協会としても、会員広告主各社の本機構の趣旨へのご賛同をさらに広げていくとともに、
ぜひ登録アドバタイザーへのお申し込みをいただきたく存じます。
(2025年5月時点で178社のアドバタイザーにご登録いただいており、登録は無料です。)
※登録アドバタイザー一覧はこちら
【セミナーへのお誘い】
つきましては、JICDAQ設立の背景となったデジタル広告の課題と対策を含んだ
「JICDAQに関する説明会」を以下の通り開催いたしますので、
社内や関係会社の方々などへもぜひお声がけいただき、ご参加いただければ幸いです。
【今回のご案内の対象】
●まだ「登録アドバタイザー」になっていないアドバタイザー企業の皆さま
⇒本セミナーにてデジタル広告のリスクとJICDAQ設立の趣旨をご理解いただき、
ぜひ登録をご検討ください。
●すでに「登録アドバタイザー」となった会員企業の皆さま
⇒JICDAQが目指す業界の健全化に向けた取り組みや、認証事業者への広告発注のご推奨、
登録者向けセミナー等を改めてご案内いたします。
開催概要
日時 | 2025年7月1日(火)16:00~17:00 |
会場 | オンライン(Zoomウェビナー) |
内容 | ■デジタル広告課題とJICDAQの概要 |
参加費 | 無料(JAA会員社、DMI会員社、会員社関連会社など、アドバタイザー企業の方が対象) |