広告取引委員会では、毎年ご好評をいただいている広告関連法規に関してのセミナーを、一般社団法人日本広告業協会の協力のもと、「広告実務者の必修科目:広告制作に関する最新法規セミナー」と題して今年も全五回で開催いたします。広告関連法規の中でも特にトラブルになりやすい権利・法律について体系的に学ぶセミナーで、各分野のエキスパートに講師としてご登壇いただきます。広告制作実務において、まさに「必修科目」として押さえておきたい法規関連を体系的に学ぶ貴重な機会と存じますので、広告宣伝に新しく関わる方などを中心に、ぜひ全講座の受講をご検討ください。
なお、本五回の講座は年に一度開催しており、直近一年の間に起こったことのアップデートの他、基本的な知識の説明が含まれ、その部分については例年同じお話をいただきますこと、事前にご留意ください。
また、事前に聞いてみたいことを受け付けいたします。何かございましたら、参加申し込みフォームにご記入ください。
【第一回:著作権】9月17日(水)13:00~14:30
講師 :電通コーポレートワン 法務オフィス 業務室 知的財産部 シニアディレクター 渡部 秀人氏
広告の制作における何が著作権にあたるのか、特にデジタル空間で流通する著作物の権利と円滑な利活用をどう考えていくかについて解説をいただきます。また昨年に引き続き、ChatGPTや生成AIなどの創作物の取り扱いについても問合せ状況やご見解をお話いただきます。
※オンライン開催(Webinar)です。
今後の予定
9月26日(金) | 第二回:表示 講 師:電通コーポレートワン 法務オフィス法務室法務1部 ディレクター 星 知矩氏 内 容:近年における表示規制や不当表示の判断方法などを事例などを交えわかりやすく解説します。この場では広く景品表示法について触れます(ステルスマーケティングについては、次講座で別立てでお話となります)。 |
10月 8日(水) | 第三回:ステルスマーケティング 講 師:博報堂DYコーポレートイニシアティブ 法務室 クリエイティブリスクコンプライアンスグループ グループマネージャー チーフクリエイティブリスクコンサルタント 山本 京輔氏 内 容:2023年10月より景品表示法の禁止行為に指定され、規制が始まったステルスマーケティングをとりあげます。クチコミマーケティングを中心に、注意すべきステルスマーケティングの手法など、アドバタイザーが気を付けたい広告手法についてサンプルケース、執行事例をもとに、解説をしていただきます。 |
10月 23日(木) | 第四回:肖像権、プライバシー権、パブリシティ権 講 師:大広 総務局法務部 部長 寺林 憲宏氏 内 容:肖像権、プライバシー権、パブリシティ権の基本的な位置づけや、過去の有名判例の解説を通して、アドバタイザーが気を付けるべき判断ポイントや考え方をお話いただきます。 |
11月 5日(水) | 第五回:商標 講 師:博報堂DYコーポレートイニシアティブ 法務室 室長代理 東條 公彰氏/野本・桐山国際特許事務所 所長 弁理士 桐山 大氏 内 容:ブランド戦略に欠かせない商標の基本的な知識を再確認すると共に、広告実務における商標との係わり、ケアについて新旧の事例を交え解説いただきます。 |
開催概要
日時 | 上記のとおり
※日時、講師、内容は変更になる場合があります。 |
会場 | オンライン(Zoom webinar) |
参加費 | JAA会員 :無料 JAA会員/DMI会員(デジタルマーケティング研究機構)かは、以下でご確認ください。 |
その他 | ・日時、講師、内容は変更になる場合があります。 |